もう?!




もう来たの?あたしまだ何の準備もしてないよ…。




早くかばんにつめこまないと…。





そう思ってガサゴソと片付けを始めると、背後に気配を感じた。





トントン。





後ろから肩をたたかれた。もう、こんな忙しいときにあたしに何の用なのよ。






「なんですか?!」





あたしは少しのいらだちからばっと後ろに振り向いた。