無事にあたしたちは結ばれてからその次の日。




「どうだったの?紗江!最後までいったの?ぜーんぶ聞かせなさーい!」




「そうだよ、紗江ちゃん!あたしにも聞かせてくれる権利あるよね?」




朝から2人ともそんなかんじ。




「でもねえ、紗江。今どき高校2年生も終わりかけるこの頃、今が初めての子って紗江ぐらいだよねー?」




「仕方ないよ、レナちゃん。紗江ちゃんはね、恋が初めてなんだから。初めてでここまでいくっていうのもすごいと思うよ?」





あのねえ。君たち。




いったい何が言いたいのでしょうか。