(だ...れ...?)


そこにいたのは赤い瞳の男の子。


あの倒れる瞬間に見た人は、君...?


男A「その瞳...まさかっ...!!」


男B「№2の...」


№2?何、それ......?


何が№2なの?


?「何で知ってるのか俺の事...

  ならとっとっと失せろ」


   ゾクッ


明らかに分かる、空気の重み


息が...上手く、出来ない...


男A、B「ひっ、ひぃぃぃぃぃい」


男2人がすごい速さで逃げ出していった。


   すっ...


あっ...空気が、軽くなった


?「大丈夫、か?」


心配そうに私を見つめてくる男の子


美「はっ、はい!!有り難うございました!!」


私はものすごい速さでお辞儀をした


?「別に...これ、やる」


うん?


それは、水、だよね?


もしかして、私の為に...?


美「あ、有り難うございます!」


とりあえず、もらった水を飲んでみる。


買ったばかりなのか、それとも緊張しているのか


貰った水は、いつもより冷たく感じた。