何か、先生って鈍臭いな…。 先生の可愛い部分を見た気がする。 にしても、勉強教えてくれるんや… いいとこあるやん、関口先生。 「うちも、部活行かな」 うちは、少しウキウキした気持ちで 教室まで戻った。 一一一一一。 「唯子~、聞いてくれへん?」 うちは、体育館についてすぐに 唯子の元へ駆け寄った。 うちと唯子は、バスケ部のマネージャー。 何かの記録を書いてる唯子は手を止めて 話を聞いてくれた。