「うっせーな…。昼寝の邪魔すんじゃねぇよ。」


「えっ?」




辺りを見回すと壁にもたれかかっている男の子を見つけた。


そしてその顔を見て、私は思わず息をのんだ。



やばっ!超かっこいい…


黒髪に、長いまつ毛に鋭い目。


座っているから分からないけど、きっと背も高いんだろうなぁ。


中学生とは思えない。私のクラスの男子よりも大人っぽい。


惚れちゃいそう…


まじまじ顔を見つめていると…



「じろじろ見てんじゃねーよ。気持ちわりぃ。」




前言撤回。絶対惚れない!!