「…花!起きて!一花!!」







あれ…私…





「今何時だと思ってんのよ!!下校時刻だよ!!」





「………うそー!?!?」


ガバッと起きた私を呆れた顔で見る親友の亜弥。


「なんでそんなに爆睡してんのよ。起こすの大変だったんだから!」


「ご…ごめん。」





時計を見ると下校時刻を30分過ぎていた。