「一花〜!起きなさい!!」 1階からお母さんの声がする。 なによ〜…眠いのに… だいたいまだ目覚ましなってな……い!? 思わず目をこすった。 でも間違いなく、目覚まし時計は8時を指していた。 「えええええ〜っ!?うそだ〜!」 飛び起きて、超高速で着替えて、階段をかけ降りる。