君と手をつなぐ話

赤いワンピース。


嬉しそうに裾を舞いあがらせてくるくる回る。


エドモンドが近付くと、顔を赤らめて、カーテンの後ろに隠れる。


そう、ことあるごとに浴室へ逃げ込まれてはかなわないので、エドモンドはラベンダー色の明るいカーテンをつくったのだった。


ついでに、窓も。


だって、なにもない壁にカーテンだけがぶらさがっているなんて、間抜けすぎる。