―――付き合って1ヶ月をすぎたころ

相変わらず、コウタ君とは順調で、男子校の人たちは、来なくなっていた。

「お疲れ様でしたー」
いつものように、部活を終え、着替えて部活仲間とバス停に向かおうとしたら、、、


「よお!久しぶり~」

なぜいる!ここに!!!
しかも、なんか増えてるよ!

しばらく来ていなかったら
男子校の人たちが、校門前にいた。

うそだろー(ToT)(ToT)

バスは7時22分。
現在時刻7時15分。

こいつら構ってたら、バス乗り遅れるっ!

「急いでるんで!じゃ!」
ふっあっばよー!

パシッ!

え…

男子校数人の中の一人が私の手首をしっかりとつかんだ

「は、離してよー!」
「はるちゃん、彼氏いるんでしょ??
イケメンなんだって??」
「めちゃめちゃイケメンなんだから!
男のあんたでもホレるね!」
「アハハ!!
はるちゃんおもしろいね!」

あっ! と…
バス!!!!

携帯を開いて見ると……
「7時20分!やばーい!
もう!あんたたち構ってるから、バス乗り遅れるよ!!」
校門~バス停は強烈な上り坂で、距離も目の前じゃないから結構ある
とてもじゃないけど、走って2分で間に合う距離ではない
「無視すればよかったじゃん」
はあ?!
う゛~~~!!!
腹立つ!
言葉を失う私をみて、クスッとバカにするように笑った

「なっ!」
「嘘だよ。乗れよ、間に合わないんだろ?バス」
「えっ…」

その男は自分のチャリの後ろを指差しゆった。

んーんーんー !!!
間に合わなかったら、誰も迎えにきてくれないし、いっか!

「ありがと!!
急いでね!」
「おう!まかしとけ!」

そう行ってバス停まで
送ってくれた