こいのちから



ホテルの前を
小宮先生に肩を貸しながら歩いていると



「はー…、市川先生?私ね…」


突然黙り込む彼女。


「…?小宮先生、具合わるいですか?」



吐きそうなのかと思い、
顔を覗き込んだ瞬間。




どんっ





突然、抱きついてきた。






「なっ…、小宮先生っ!」

「好きなんです…。市川先生のこと」






告白なのか…?




カタン




さっき、ホテルを出てきたときに
音が聞こえた方向から


また物音が聞こえた。