こいのちから



「市川先生、生徒のことで少し問題があって。
よかったら、手を貸していただけませんか?」



そう言ってきたのは、小宮先生。



生徒が絡んでくるなら
当然俺に無視はできない。


手を貸すことにしたんだけど…



「飲みながら話しましょう!
その方が私、話しやすいんです!」


なんていうから、居酒屋に行くことになって。




これじゃ、メールは遅れそうだな…


高橋にお詫びのメールを送った。



すまん、高橋。
どうか起きていて、待っててくれ。


ホテルを出たとき、上の階から


かしゃんっっ



と音が聞こえた気がした。