こいのちから



「先生、このためにここに居たの?」

「俺だって高橋を抱きしめたいからさ」



そう言って、あたしを強くギュッとした。




「なんで小宮先生の隣なの?」



向かい合ったまま
あたしは先生にモヤモヤをぶつけた。


「小宮先生か?わかんねえな。
昼間のハンカチのこととかさ、高橋なんか知ってるのか?」





先生、鈍感すぎだよ…

だって小宮先生、好き丸出しじゃんか




「きっと好きなの、先生のこと。」





あたしは悪い子かな


小宮先生、いい人だし、何も悪いことしてないのに。



ハンカチ、ほんとは自分で渡したかっただろうな

好きって思っていることだって
自分で伝えたかったはずだよね。



先生の彼女ってだけで
そういうの壊しちゃっていいのかな。


彼女ってどこまでしていいの?