こいのちから



「先生?どうかしました?」


あたしが担任に聞くと
彼女は大事に包まれた小包をくれた。



「二条城行くなら、そこに市川先生いるから。それ…渡してくれないかしら?」


あれ、なんか
胸がざわざわする…




「え?なんすかコレ。」

新垣が小包を指差して質問すると

担任は顔を赤らめながら


「さっきハンカチ忘れたって困ってたから…、お願いね?」



どくん






あぁ…

この人は

市川先生に…



あたしの大事な人に




恋してる。