こいのちから




「新垣…?」


「優衣まるさ…「高橋!悪い、待たせたな。」




新垣の言葉を遮るように
市川先生の声が聞こえた。







「あっ…新垣…」


先生は新垣の姿を発見して
気まずそうな顔をした。








「…先生!女子待たせたらいかんでしょ!」



新垣はさっきの曇った顔とは
正反対の笑顔で先生の背中を叩き
廊下を走っていった。