こいのちから






「なんでもっと早く起こしてくれないんですかーっ」





もう半泣きのあたし

外暗いよぉ… 一人で帰るのなんかいつぶりだろう

いつもなら千奈が居てくれるのになぁ





「悪い悪い、起きないからさ」



笑いながら先生は、慌てて走り回るあたしを
見物している


「笑い事じゃないですって!!」




いひひと笑う先生は小さい男の子みたいだった。




「しゃーないなぁ、送ってくから荷物持って駐車場にいな。誰にも見つかるなよ?」


「えっ、…ありがとうございます!」