「ごめんね、新垣くんと満喫してたのに。」
「や、大丈夫だよ?どうしたの?」
あたしと半沢さんは
ベンチから少し離れた噴水の前に来た。
「優衣ちゃんって、市川先生のこと好きなの?」
「えっ」
唐突に聞かれて返事ができなかった。
それでも半沢さんは話を続けた。
「はっきりしてほしいんだ、先生なのか新垣くんなのか。」
「どうして…?」
恋する女の子は鋭い。
だってあたし、先生がすきなんて一言も言ってない。
半沢さんはあたしを鋭く睨んだ
「迷惑!新垣くんが好きなら、先生とまわったりしないで!あたしがまわる筈だっまのに、行き先だってわざわざ変えたのに!なんで優衣ちゃんが邪魔するの!?新垣くんが好きなら、新垣くんとずっと居ればよかったじゃん!」
あたしは動けなかった。
すぐに言い返したい気持ちを抑えるのと
罪悪感と悔しさでいっぱいだったから。
