こいのちから


「分からないでもないけどね!あたしも和を見かけたらニヤけそうになるし?」

「やっぱり!?そうでしょ?」


「でも優衣は隠せてないよ、あたしはニヤニヤ隠すもん!」



じゃぁ、あたしの気持ちは
みんなにバレバレってこと!?


さすがにそれじゃマズいよね…
これから付き合っていくんだし

もしあたしのせいで皆にバレて
先生が苦しい思いするなんて


嫌だよ!嫌すぎる!






とんっ




誰かと肩がぶつかった、


見上げると
いつの間にか電話を終えた先生が
あたしの隣に立っていた


心配そうな顔して
小さな声で《大丈夫か?》って。



あたしは先生の腕に一瞬触れて
笑顔で頷いた。



きっと大丈夫。



「ごめんごめん。さ、行くか!」