こいのちから



《自販機横のベンチに
新垣と一緒に、います。》



メールを送信し、ふう と
息を吐き出した。



「市川先生、くる?」

「うん、ちゃんと話さなきゃ。」



そっか。と新垣が立ち上がったとき。





「たかはしっ!」




先生が走ってきた。

必死な顔で、新垣の前を通り過ぎ

座ったままのあたしを




ぎゅうっ…と抱きしめたんだ。




「ごめんな、ごめん。
不安だったよな、怖かったよな。
はぁ、高橋…よかった、会えた…」



先生、大好き…

愛おしいよ…




「先生、あたし
先生がすき、大好き。
お願い…離さないで…?」



そう言って先生の大きい背中を
しがみつくように抱きしめた