大きな鞄を、両手に持ちバスから降りた_____。

「着いた…」

プゥーーーガッシャンッ

ブロォォォォーー

周りを見渡すと__

田んぼ 田んぼ 田んぼ_ 

田んぼ 田んぼ 田んぼ_

「なんもない…」

都会から、来た私は初めての景色に戸惑った。

「・・・てか、どこへ行けばいいのか」

ザックザックザックっ___

「おーーーーぃごめんごめんっ」

「・・・?」

蛍光オレンジ色のジャンバーを着たおっちゃんが、走ってきた。

「はぁーはぁーはぁー…もしかして、愛ちゃんかい?はぁーはぁーはぁー…」

顔をくしゃくしゃにして、疲れて死にそうな顔をして話しかけてきた。

「はっはいそうですけど…」

「ごめんごめんっもう一人いるの忘れてて…」

「えっ・・・どういう意味ですか?」

顔が正常にもどって

「君以外にもう一人ここにさっき来てねぇ…本当にごめんっ」

「いや別に…今来たところですから」

頭をおもっいきりかいて

「そうかそうかっでは、さっそく案内するよ」

あたし達は、森の中へ入って5~10分したら小屋があった。

屋根は、うすれかっかた赤色。壁は、半分木の色が見えている白。

絵本にでてくるような一階建ての小屋だった。

「ここだよ。どうだい?かわいいだろここの住民は22名だ。」

「・・・っ」

こんな小さな所に22名かよっ!?

「あっそうだいちよ、ようこそっ!〔青空養護施設〕へ」

・・・そう私、鬼 愛(おに あい)中3 14歳。

両親から見放されてココに来た。


   〔青空養護施設〕



ここで、大きく人生が変わる_____。