「あ……。」
そう言って。
右手を伸ばしてなんだか泣きそうな表情をした逸都の表情に少しびっくりしたけれど…。
なんだか今日は逸都の様子、変だったし。
大した意味はないんだろうなって思い直して
「行きましょ?センパイ。」
私は佐加美センパイと部室へと急ぐことにした。
その後。
ガックリと項垂れる逸都に向かって
「御愁傷様。
グズグズしてるからこんなコトになんのよ?」
心愛がこーんな悪魔な一言を吐いただなんて…
私はちっとも知らなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…