そしていつの間にか壁際まで追い込まれ。
もう逃げ場がなくなった俺に向かってクッキー妹はトドメを差すようにこう言った。




「じゃあ!!!
佐加美センパイとちょこセンパイが付き合うコトになって。
キスはおろか大人なカンケイにも手を染めてしまう間柄になってしまったとしたら!!!!
センパイはどう思いますかっ!!!???」





え……
ちょこと梅ちゃんが……??




キス…
それに…H……。






ギュゥゥゥゥ…

ムカムカ…

イライラ、イライラ、イライラ、イライラ…!!!



ありえない…
絶対にありえない…!!!!




「絶っっ対ヤダ!!!!!
なんかヤダ!!!!」





そうキッパリと言い切ると。
クッキー妹は


「ほら。センパイの本能はちゃんとわかってるじゃないですか。」


安心したようにホッとため息をついた。