…☆…☆…☆…☆…



「な、なんなの!!そのオチは!!」

「本当…ビックリだよね…。」




次の日
恋愛マスター、森永心愛サマに昨日の経緯を説明した所…



「アイツ…バスケバカを通り越して、もはや気持ちが悪いわ。」



紙パックのバナナオレを飲みながら、心愛はケッと悪態をつく。



…ですよね~。
普通ありえないよね~。
なんで私が佐加美センパイに惚れなきゃならんのよ(涙)



いい人だよ?
センパイは頭もよくて優しくて、とっても素敵な人だけど…。





私が好きなのはアンタだよ!!!!
バカッ!!!!!






「はぁ~、ヤツの思考回路を覗いてみたいよ…。」


逸都がなんでそんな勘違いを起こしたのかは未だにナゾ。

だけど朝から意味ありげにニヤニヤしてて気持ち悪い。



多分。
多分だけど、なーんか企んでる。
絶対に逸都は、何かよからぬことを企んでる!!






「俺、スラダンの中では仙道が超ツボで~♪」







男子の群れに混じって、熱いスラダン談義をする逸都に、とっても、とってもイヤな予感がした。