近くで見る夜神はやはり、整った顔立ちをしている。
色白な肌に、大きな瞳。
その大きな瞳は好奇心でいっぱいだった。
初めて見た時は男と思った土方だが、女とわかって見ると確かに、女にも見える。
などと、冷静に観察している場合などではない。
なぜなら、その顔が真近くにあるというのだ。
これ以上近づかれると、色々と危ない。
「近藤さんは、寝ているんだ。」
「寝て・・・る?」
「ああ。」
「もう、昼に近いですよね。」
「ああ。」
「なのに、寝てると。」
「ああ。」
夜神の質問に同じ言葉でしか答えることの出来ない土方。
肯定することしか出来ない質問しかされなかったのもあるが、この状況で頭がうまく回らない。
「ほら、知りたいことを知れたんだからもう離れろ。」
そう言いながら夜神を土方から引き離したのは原田だった。
夜髪は驚いたのか、だらしなく口を開けていた。
やがて、
「はっ!」
と、我に返った。
色白な肌に、大きな瞳。
その大きな瞳は好奇心でいっぱいだった。
初めて見た時は男と思った土方だが、女とわかって見ると確かに、女にも見える。
などと、冷静に観察している場合などではない。
なぜなら、その顔が真近くにあるというのだ。
これ以上近づかれると、色々と危ない。
「近藤さんは、寝ているんだ。」
「寝て・・・る?」
「ああ。」
「もう、昼に近いですよね。」
「ああ。」
「なのに、寝てると。」
「ああ。」
夜神の質問に同じ言葉でしか答えることの出来ない土方。
肯定することしか出来ない質問しかされなかったのもあるが、この状況で頭がうまく回らない。
「ほら、知りたいことを知れたんだからもう離れろ。」
そう言いながら夜神を土方から引き離したのは原田だった。
夜髪は驚いたのか、だらしなく口を開けていた。
やがて、
「はっ!」
と、我に返った。


