ああ、やってしまったと、今更後悔する夜神。
もともと助ける気などなかったのだが、人が死ぬとなると別だと思い助けに入ったのだ。
が、注目を浴びる羽目となってしまった。
夜神は昨日新撰組の副長を襲ったこともあり、なるべく目立ちたくなかった。
「どうするんですか、あなたのせいで目立ってしまったじゃないですか。」
「てめえ、ふざけてんのか・・・。」
「え、ふざけてません。これでも大真面目ですよ。」
緊張感の無い声音が、更に男をいらだたせる。
徐々に押される夜神の刀。
限界を感じたのか、夜神は男と間合いを取った。
ちらりと横をみると、少年は女性と一緒に、離れたところに行ってくれていた。
夜神は小さく息を吐き、意識を男に集中させる。
ザシュッ
一瞬だった。
近づいたと思えば、男の手から血が流れた。
痛そうに顔を歪める男に、夜神は刀を直しながら言う。
「斬ったのは手だけですから、命に関わる傷ではないかと。でも、剣を握れるかはわりません。」
「く・・・・そ。」
「それでは。」
夜神は男に笑顔を向けてから、その場を立ち去った。
もともと助ける気などなかったのだが、人が死ぬとなると別だと思い助けに入ったのだ。
が、注目を浴びる羽目となってしまった。
夜神は昨日新撰組の副長を襲ったこともあり、なるべく目立ちたくなかった。
「どうするんですか、あなたのせいで目立ってしまったじゃないですか。」
「てめえ、ふざけてんのか・・・。」
「え、ふざけてません。これでも大真面目ですよ。」
緊張感の無い声音が、更に男をいらだたせる。
徐々に押される夜神の刀。
限界を感じたのか、夜神は男と間合いを取った。
ちらりと横をみると、少年は女性と一緒に、離れたところに行ってくれていた。
夜神は小さく息を吐き、意識を男に集中させる。
ザシュッ
一瞬だった。
近づいたと思えば、男の手から血が流れた。
痛そうに顔を歪める男に、夜神は刀を直しながら言う。
「斬ったのは手だけですから、命に関わる傷ではないかと。でも、剣を握れるかはわりません。」
「く・・・・そ。」
「それでは。」
夜神は男に笑顔を向けてから、その場を立ち去った。


