私のご主人様は狼さん


「なん・・・で・・・・・?」

「俺の命令をきかない奴はいない。・・・・・いや、きけない奴はいない。」

その言葉に少しムッとした。

偉そうにぃぃぃ~・・・・・・!!!

「じゃあ私がきかないもん!!!」

「はぁ?」

「先輩の命令なんてきかないもん。」

私は鳥海先輩に向かってアッカンベーをした。

「んだと・・・・・?」

「ひうっ!!?」

鳥海先輩はもの凄く鋭い目で睨んでくる。

「ぜ、絶対きかないもん!!!」

「・・・・・なら、きかせてやる。来い。」

「その命令はききません!・・・今日はもう真里と一緒に帰ります。」

そして真里の腕を引っ張り、そのまま部屋から出た。


「あんなことして大丈夫なの・・・・・?」

「わ、わからないけどやってみるしかないよ!」

「相手は鳥海 蓮だよ?」

うっ・・・・・。

な、なんかもの凄くあぁ言ったことに後悔してきた・・・・・・。

あの後、私達は午後の授業をサボり、喫茶店に来ている。

「鳥海先輩って何者なの?人のことをペットにするなんて・・・・・。」

「あの人は鳥海財閥の1人息子で跡取りだよ。」

「鳥海財閥!!?」

鳥海財閥とは世界で1、2番目を争う財閥でもの凄くお金持ち。

私はそんな人を突き飛ばしたり、あんな喧嘩を売るようなマネを・・・・・

「どどどどどうしよう!!?」

「り、李音落ち着いて!!!」

明日絶対仕返しされる・・・・・・!!!!!


「・・・・・・・。」

だ、だれもいないよね・・・・・・。

私は次の日、朝一で学校に来た。

鳥海先輩から逃げれるようにするためだ。

私はガッツポーズをとった。

「こんな朝早くから何に気合いれてんだ?」

「と、鳥海先輩!!?」

「昨日はよくやってくれたなぁ・・・・・・?」

な、なんかヤバイ感じが・・・・・・・

「悪い子にはお仕置き、だろ?」

鳥海先輩はそう言うと、私の首輪の鎖を引っ張り、そのまま何処かへ向かった。