俺は私、私は俺?!

「なぁ、アイツって神藤だろ」


隣に座っている葵が言ってきた。



さすが、コイツは気付くの速いな。



「あぁ、実は...」



俺は葵に全てを話した。



すると、葵は



「お前、あの子の事好きだろ?」



と信じられないことを言ってきた。