新城レオ、只今起き上がりました


腰が…


腰が……!


「痛いぃーー!!」


「お兄ちゃん、ごめん…」


隣では上半身裸のリオが、俺の腰を突ついている


「なっにしてんだよっ!嫌がらせかっ!?」


「いや、どれぐらい痛いんだろうって…」


「とりあえず今のリオの突つきで、腰に時速120kmの球が当たったぐらい痛いわっ!」


これだけいっても、リオ突つくのをやめてくれない


「リオ、いー加減にしろって…んっ……」


やべっ、痛いの通り越して気持ち良く……ってダメだ!


声出したら、第2ラウンド突入しちまう!


「…お兄ちゃん?どーしたの?」


「なっ、なんでもなっ…」