「兄ちゃんの声の方が少し高いし、甘いし…」


「もういい!分かったから、もう言うなっ!」


これ以上リオを喋らせたら、おそらくNGワードが出てくる


それだけは止めさせないとっ!


「あの、勉強教えに来た俺の存在は…」


「あ、文也ごめん…忘れてた……」


「レオ、何気に酷いし…」


だって、マジで忘れてたから…


本音言った方がいいかと…


「とりあえず、勉強会しようか」


「あぁ」


こうして今回も勉強会が始まった





そして


「んー、今日の分終わったー」


「レオお疲れ様。リオも結構勉強出来るじゃん、これなら受験も大丈夫でしょ」


「文也、まじさんきゅ」