「いいよね、兄ちゃん?」


「……ん」


俺が軽く頷くと、リオはDVDに視線を移した


「ありゃ、文也やばいね」


「…」


「召使さんも顔エロいね」


「…」


DVDについて色々リオは感想言ってるけど…


俺はぜってぇ見ないんだからなっ!!


『あっ…も、無理……あぁっ!』


『文也、様……私も、もう……あっ』


……テレビの方から可笑しな音が聞こえるが、見ねぇぞ!


好奇心に負けそうだけど、見ねぇぞ!


「兄ちゃん、文也が面白い事になってるよ」


「え、まじ!?」


リオの言葉に釣られてテレビの方を見る


あ、やべ……