芸人の彼女




拓郎『ちくしょー!俺らしくねぇな
結城がいらねぇこと言うから』


モヤモヤは苛立ちに変わった。


拓郎『7年間の責任とか言いやがって』



その時ふとなにかの視線を感じた。


拓郎(ん?顔さされてるのか?)


たまに街中で視線を感じると
劇場に来てくれているお客さんで
サインを求められることがある


パッと道路に落としていた視線を上げると
俺から半径1mくらいの距離を離してあるいている歩行者がたくさんいた。

拓郎『あ゛!』

気づいたころには遅く
街中で1人言をでっかい声でしていた。


大の大人が...


(仕方ない!)

恥ずかしかったが
芸人なんだから注目されても
大丈夫!と自分の中で開き直ったが
「きっしょ」という周りの言葉で
俺の心はあっさりと打ち砕かれた