「澪―・・どうしたんだ?具合悪いのか?」



私の方を見ずにカルテを見ながらそう言う。


可哀想な澪はもう
―・・・いないんだよ。


私を見て・・ドクター。


「み・・お!?その足は・・!?」


こちらをチラリと二度見したドクターは案の定、驚きの表情をした。