―――坂下澪[サカシタミオ] 未熟児で生まれその小さな命はろうそくの火の様に今にも消えて しまいそうなくらい・・・危険な状態だった。 ドクターのお陰でどうにか命は繋ぎ止められたけども お母さんは ・・・だめだった。 私が生き延びた代償に死んでしまった。 お父さんという人は元々居ない。 もう私はただの孤独児で 誰にも歓迎されて生まれて来なかった。