「アキラ、最近おかしいし…なにより、振り向いてくれないの」




やっぱ、アキラくん…疲れてるんだ



勉強や部活、生徒会に追われてわからなくなってるんだね…




しかも、これから進路だし。




「アキラくんね、見てると疲れてる気がするの。だから、今は少し見守っている方がいいんじゃないかな…」




萌美ちゃんは少しうーんと考えて不安そうになってる…




すれ違いってやつよね。




「私ね。アキラと別れたくないの…本当に、不安で」





「そっかぁ…萌美ちゃんはさ可愛いからさそんな不安感じてないのかとおもったよ…。わかった!じっくり休日あって話すかデートしてみたら?」




萌美ちゃんはすごくびっくりした顔した。




デートしてなかったのかな?





「最近は、アキラとすれ違いってだけでデートとかしてなかったな…最初はたくさんしてたんだけど…最近は忘れてたよ。」