「いや…俺にとってはいらない存在なだけなんだけどね…」
なんで、そんなさみしい顔するの?
さみしい事を言わないでよ。
今の言葉は聞いちゃいけなかったのかな
「ユウくんはこれから県大会とかあるから力発揮しなくちゃね!今度は私が相手をしちゃうからね!」
「うん!本当に!?マジ嬉しいんだけど…。楽しみにしてっから」
「それまで、私を超える強さを身につけるんだよ!じゃぁ、もう暗いからまっすぐ帰ってね!」
「あつ、先生ちょっと耳かして」
ユウくん真面目な顔して珍しいな…
なんかあるのかな??
「俺、先生の事マジで好きだから。絶対はなさねぇからな。あと、俺の本当の名前は、優飛。ユウはあだ名だから、名簿みればわかるはずだよ…」
ボソボソした声は長く感じたのに
すぐにに終わった気がした
あの…これも告白かな?
いや、いつも通りの冗談だよね
って、ユウってあだ名なの?
じゃぁ…アキラくんは何だろう
って、自然にアキラくんを考えちやってるし
ダメだよ。私!!
