え…あの…
今、告白されちゃったのかな…?
「えっ…とぉ…あの、今のさ…」
「答えを出さなくていいよ。答えはわかってるから、高校卒業したらもう一回告白すると思うけどね…でも、俺は好き。先生が…忘れる事はできないかもしれないけど…思うのは自由でしょ?」
確かに…私もずっと思ってた。
先生……。
だから、私には止める権利はない。
人の事言えないから…
ゆっくり目を閉じて昔の私の気持ち
思い出してた。
「さて、部活はざっとこんなもんです。あー俺は先生の事が心配だよ。また、心配事が増えちゃったんだけど?」
心配事って…私は子供じゃないのにー!
「私は大丈夫だよ~!」
「ふーん。俺にできることがあったらなんか言ってね」
