少し笑っていた私の顔が、一瞬にして笑いが消える。 こんな顔キライ。 ダイッキライ。 チンッ。 「っ。」 エレベーターの音で我に変える。 「また、やっちゃった。」 手首には爪痕。その爪痕からほんのりと血が出てくる。 ………だめだな。 エレベーターを降りて、一番隅にある私の部屋を目指して歩く。 あれ?誰か玄関の前に座ってる…。 怜香かな。 段々玄関に近付いていくにつれて 親友じゃないことに気付く。 え。誰。