~あとがき~


ここまでお読みくださった皆様、本当にありがとうございます。

この小説は表紙にも書きましたとおり、主人公の紗由里がもつ障害「脊髄性筋萎縮症」は、私作者がもっている障害です。

そのため、物語には私が経験したことも多々盛り込んでおります。

執筆当初は、障害をもっている本当の自分を皆様に曝け出すことに少し抵抗がありました。

作中にも書きましたが、私は意気地なしなので、皆様が本当の私を知ることでどう思われるのかがこわかったのです。

しかし、それは私の思い込みでしかありませんでした。

皆様がよせてくださった応援のコメントに支えられ、無事完結させることができたのです。

本当にありがとうございました。