それにしても岸田先生は、“どうしたいか”なんてよく言えるものだ。


夢見がちなことを抜きとして、現実的な私たちの将来の選択肢はたかが知れてる。


大きく分けてそれは二つ。


障害者雇用をしてくれるという企業への就職。


もう一つは、福祉作業所やデイサービスに行くこと。


作業所というのは就労の難しい障害者が各々の障害に合わせた仕事をするところ。


デイサービスというのは、施設に通い入浴や食事、利用者とのコミュニケーションをはかってきたりする。


でも、私はどちらでもない。