――蛍光灯の白い光の下で独り、テーブルに肘をついて頭を抱えた。


音は何一つなく、静まり返っている。


屋根をずっと叩いていた雨音さえも、今はない。


瞼を閉じれば、もうここには何もないのだ。


私はやっぱり独りぼっち。


本当は独りぼっちだったのだ、ずっと。


外の世界に焦がれても自分では何もできなくて、こうやって籠にこもっているのが私にはお似合いなんだろう。


そう思ったら心はどうしようもなく苦しくて、息をするのも苦しくなる。


更にお母さんの言葉が追い打ちをかけるんだ……。