おかっぱ頭に大きな瞳、元気で明るい幼い女の子の姿がだぶる。
すっかりお姉さんらしくなってる――。
「元気だった?さゆおねえちゃん」
のんちゃんは素早くしゃがんで、ニコニコと私の顔を見上げていた。
目鼻立ちも整って綺麗なのに、こういう顔をされると昔ののんちゃんに見えてくるから不思議だ。
「元気だよ。のんちゃんは喘息は……?」
そして、何故かのんちゃんには普通に話し掛けることができてる自分がいる。
「もう平気だよ。中学になってからは全然ないの」
「よかった――」
自然と言葉がもれた。
だって、病気が治ったなら私だって嬉しいから……。

