「おーい、たっかしー!はよーっ!」 ドスッ 信号待ちをしていた俺に突然のラリアットを喰らわせてきたのは、友人のカズキ。 何を隠そう、無類の噂好きなお調子者だ。 こんな時に限って、また厄介な奴に会ってしまった。