さっきから心臓の音がうるさい。 龍輝に聞こえてないかな…なんて考えていた私に、龍輝の顔が近づいてくる。 私はあわてて目を瞑った。 その瞬間― 「チュッ」と、リップの音が聞こえた。 「愛、顔真っ赤」 龍輝は満足そうにニコッと微笑んだ。 龍輝って、色々なキャラがあるよね…。 俺様だと思えば、実は優しくて、やんちゃだと思えば、たまに冷静で… どれも本当の龍輝なんだろうけど、そのギャップについていけない私は、たぶんこれから先も、そのギャップにときめき続けるのだろう。