「わかったぁ…」

しょんぼりする私。

「そう言えば今日だっけ?旅行」

りんはお母さん達の旅行のことを知ってる。

「そうなんだよね。だから、ぱーっとしよっかなって思ってたんだぁ…」


そう言った私にりんは「本当ごめん!」と言った。

そして、なにかを思いついたかと思うと、とんでもないことを提案してきた。

「龍輝くん泊めるのはどう?」


「へ?」

りんがいきなり変な事言うから、間抜けな声がでちゃったよ。

「いいじゃん♪泊めてあげなよ!せっかく付き合ってるんだし…ね?」

「いやいやいや!無理だよ、そんなの」

「なんで?」

なんでって言われましても…