「これも見て・・・。」

「う・・・・う・・ん」

見たくなかったのは覚えている。
でも、大好きな姉ちゃんが、危険にさらされているのは、確かだたし、少しでも、力になれたら―――――。


そんな一心だた―――――。


「このカード・・・。」

カードを差し出しながら、
姉ちゃんの顔から血の気が引くのがわかった・・・。