蒼太の元に駆け寄って、舜くんがバスケを教えてくれることを伝えると、満面の笑みを浮かべながら……
「ほんと!?おにいちゃんにおしえてもらう!」
と言って、舜くんの元へ走っていった。
「ママー!」
優華を連れて、呼んでいる蒼太の元へ向かう。
「どうしたの?」
「おうちにあるボールもってくる」
「えっ、今日はもうダメよ。遅くなっちゃう」
そう言うと、蒼太は少し寂しそうな顔をした。
でも……
「今日は少しだけって言ったでしょ?」
「うん」
さらに落ち込む蒼太を見てか、舜くんが口を開いた。
「絢華さんは、いつならこうやって時間とれます?」
「時間?」
あ、バスケをする時間のことなのかな。
だったら……
「今日みたいな時間になるのは、一ヵ月に二回しかないんだ。あとは土日ならだいたいあいてるかな」
「じゃあ、土曜にしましょう。次の土曜からでもいい?」
「あ、次は……」
隼人さんとした約束を思い出す。
「えっと、夜は花火大会行くし、お昼寝をちゃんとさせたいから、午前なら……って無理だよね?」
「いいですよ」
「ほんと!?おにいちゃんにおしえてもらう!」
と言って、舜くんの元へ走っていった。
「ママー!」
優華を連れて、呼んでいる蒼太の元へ向かう。
「どうしたの?」
「おうちにあるボールもってくる」
「えっ、今日はもうダメよ。遅くなっちゃう」
そう言うと、蒼太は少し寂しそうな顔をした。
でも……
「今日は少しだけって言ったでしょ?」
「うん」
さらに落ち込む蒼太を見てか、舜くんが口を開いた。
「絢華さんは、いつならこうやって時間とれます?」
「時間?」
あ、バスケをする時間のことなのかな。
だったら……
「今日みたいな時間になるのは、一ヵ月に二回しかないんだ。あとは土日ならだいたいあいてるかな」
「じゃあ、土曜にしましょう。次の土曜からでもいい?」
「あ、次は……」
隼人さんとした約束を思い出す。
「えっと、夜は花火大会行くし、お昼寝をちゃんとさせたいから、午前なら……って無理だよね?」
「いいですよ」



