☆一番星☆

「絢華、俺を信じて?」



そう言って、舜はもう一度あたしをやさしく抱き締めた。


舜のこの言葉を信じたい。


舜のこの温もりを信じたい。




「舜、……一緒に幸せになろうね」



そう口にした瞬間、また目から涙がポロポロと溢れてきた。



「ん、幸せになろう、……一緒に」



そう言って、舜の唇があたしのそれに降りてきた。


その存在を確かめるように、啄むキスを繰り返す。


そのうち、舌先で唇を割って舌が侵入してきた。


そのまま舌を絡めて……



「……んッ……」



十分にお互いの熱を感じ合った後、唇を離した。



「絢華、愛してるよ、これからもずっとずっと――…」


「あたしも、愛してる――…」