優太が高校生、あたしが中学生だった二年間……


幸せなこともいっぱいあったけれど、辛いことの方がいっぱいあった。


高校生から見たら、中学生って子供だったのかな……


連絡があまりこなくなったり……


約束をドタキャンされたり……


いつ振られるんだろうって、毎日ビクビクしながら過ごしていた。


そんな時、同級生から告白されて……



『須藤は何でいつもそんな泣きそうな顔してんの?彼氏といて幸せなの?』



そう言われて……


そういえばあたし、最近笑ってなかったなって……


優太といて幸せなのかわからなくなった。