と、その時……


ドアが開いて……


タキシードを着た舜が入ってきた。


凄く、カッコイイ。


背が高いから、すらっとしていてほんとにカッコイイ。


胸がきゅんと疼いた。



「絢華、すっげぇ綺麗」


「ありがとう」


「じゃあ、あたし達は先に行って待ってるね」



そう言って、紗羽と蓮くんが蒼太と優華を連れて出ていった。



「こんな綺麗な絢華、ここから出したくねぇ」


「ふふ、舜もカッコイイ。どきどきしちゃうよ」


「マジ?すっげぇ嬉しい」