「おまえ、女みてぇ」
誠くんがボソッと呟いた。
「しょうがねぇじゃん、そうしたいんだから」
「絢華さん、舜ってこういう子供っぽいとこもあるんだけど、こんな子でいいのかしら?」
確かに子供っぽい。
でも……
「そういうとこも好きです」
って!……あたし何でお母さんに向かって“好き”宣言してるんだろ。
恥ずかしいっ!
「ふふ、何だか嬉しいわ。来年には娘ができるのね。あ、孫もかしら。しかも二人も」
お母さんのこの言葉に、涙が出てきた。
「絢華?どうした?」
「あたし、初めてだ」
「初めて?何が?」
「お父さん、お母さんって呼べる人ができるの」
お母さんが“娘”って言ってくれたことが、ほんとに嬉しかった。
いつも舜があったかいって感じるのも、この親がいるから。
こんなにあったかい家庭で育ったから。
この中に入ったら、あたしもあったかくなれるのかな。
誠くんがボソッと呟いた。
「しょうがねぇじゃん、そうしたいんだから」
「絢華さん、舜ってこういう子供っぽいとこもあるんだけど、こんな子でいいのかしら?」
確かに子供っぽい。
でも……
「そういうとこも好きです」
って!……あたし何でお母さんに向かって“好き”宣言してるんだろ。
恥ずかしいっ!
「ふふ、何だか嬉しいわ。来年には娘ができるのね。あ、孫もかしら。しかも二人も」
お母さんのこの言葉に、涙が出てきた。
「絢華?どうした?」
「あたし、初めてだ」
「初めて?何が?」
「お父さん、お母さんって呼べる人ができるの」
お母さんが“娘”って言ってくれたことが、ほんとに嬉しかった。
いつも舜があったかいって感じるのも、この親がいるから。
こんなにあったかい家庭で育ったから。
この中に入ったら、あたしもあったかくなれるのかな。



