☆一番星☆

三人で公園へやってきた。


でもあたしは全然楽しめなくて……


頭の中は、さっき紗羽が言った言葉でいっぱいで……




「ちょっと疲れたから休むね」




なんて、疲れてもいないのに言ってみたりして……


もし、優太が推薦を受けて大学へ行っていたら……


もし、あたしとの結婚なんて考えていなければ……


もし……


もし……




そしたら、今でも優太は生きていたのかもしれない。


やっぱりあたしのせい?


鼻がツンとして、目頭が熱くなってきた。


優太、ごめんねっ。


あたしが優太の夢を潰して……


こんなに早くこの世を去ることになったのも、こういう人生を歩んだから……


ずっと我慢していた涙が、ポロポロと溢れてきた。


舜と蓮くんには気付かれないように、ずっとうつむきながら涙を流した。